「ベンチプレスを伸ばしたいけど、何をしたらいいのかわからない…。中年の自分にもチャレンジできるのかを知りたいです。」←このような悩みに回答します。
こんにちは、ゾノです。
この記事を書いている私は、1987年生まれのアラフォーです。1年半で、ベンチプレスを110kg→170kg、プラス60kg伸ばした方法をまとめます。
ネット上に溢れる「テクニック系の内容よりも、中年メンタルと環境」面の話です。
- ①:ぬるま湯に浸からない → 地域最強のジムに入る
- ②:プロに継続して教わる → パーソナル・プログラム
- ③:仲間と話して実践する → 仲間の知識と知恵を学ぶ
酒好きのおっさんが、お酒との向き合い方を見直し強さを磨いていくお話です。
【中年ベンチプレス】伸ばしたいなら、ぬるま湯に浸かるな
中年のベンチが伸びない最大の原因。それは才能でも、年齢でも、酒でもありません。ぬるま湯です。やさしい場所にいる限り、人は気持ちよく「そこそこ」で止まります。私はそれを、体で思い知りました。
ステップ①:パワージムに入会する
地域最強と噂されるパワージムのドアを開けた瞬間、私は自分の場違いさを悟りました。ラックに刺さっているプレートの枚数がおかしい。鏡の前でアップしている20代の青年が、私の全力(MAX)を、涼しい顔でウォームアップに使っている。──ここ、私がいていい場所か?
でも、その「場違い」こそが大正解でした。人間というのは不思議なもので、周りが自分より強いと、勝手に引きずり上げられます。 ぬるま湯に浸かっていると、ぬるいまま、静かに茹で上がるだけ。中年こそ、いきなり熱湯に飛び込んでください。
ステップ②:まず大会出場を決める
次にやったのは、まだ人様に見せられる重量でもないのに、大会にエントリーしたことです。ふわっとした「いつか強くなれたら」が、「◯月◯日までに挙げろ」という冷たい締め切りに化ける。逃げ場という逃げ場が、きれいさっぱり消えました。
追い込まれた中年は、意外とやります。「まず出ると決める」は、あなたを想像の3倍引き上げます。
✓ 先日のベンチプレス大会の様子です
ちなみにこの大会で挑んだ170kg、結果は赤ランプ2つの失敗試技でした。公式記録には残りません。それでも——ぬるま湯に浸かっていたら一生触れることのなかった重量に、震える手で挑戦できた。「失敗できる場所」に立てたこと自体が、大会に出る一番の価値だと思っています。挙がるかどうか分からない重量に手を出せるかどうか。中年の伸びは、たぶんそこで決まります。
ステップ③:モンスターたちと遭遇する
規格外のモンスターを目の当たりにすると、凝り固まった常識が砕けます。井の中の蛙は、井戸のサイズまでしか強くなれない。だから、定期的に自分の常識をぶち壊してくれる誰かに、会いに行ってください。
ベンチプレスこそ、プロに継続して教わる【正しい自己投資】
ステップ①:パーソナルを受ける
一人でやっている限り、自分の欠点だけは死んでも見えません。まずは、4週に1回のペースで牛山恭太さんのパーソナルの受講を始めました。
ステップ②:プログラムを実践する
「今日はなんとなく重いのやろう」。独学時代の私の練習は、毎回この行き当たりばったりでした。それをやめて、4週間単位のメニュー(プログラム)に取り組む。今日の1回ではなく、計画的に設計する。 これに切り替えた瞬間、伸びが嘘のように安定しました。
独学の人がまず何から手をつければいいかを、無料の教材にまとめておきました。
ステップ③:コーチングを継続する
注意点をひとつ。中年は「一回教わったから、もう大丈夫」と、すぐに独り立ちしたがります。この慢心こそが、停滞の正体です。自己投資は、続けてはじめて回収できます。安い居酒屋2〜3回ぶんで、1年ぶんの遠回りが消える。 これを高いと感じるか、安いと感じるか。その感覚ひとつで、伸びるスピードは平気で倍違います。
仲間と話して実践する【交流が超大切】
中年がやりがちなのが、「一人で黙々」です。孤独に強いのは立派な美徳ですが、こと筋トレにおいては、伸びが遅くなるだけ。仲間の練習を横目で盗み、テクニックを盗み、自分の動画を見せて意見を乞う。
一人で1年うんうん悩んだ問題が、仲間との5分の立ち話で片づくことなんて、ザラにあるのです。
まとめ:気づいたら、酒を欲さなくなっていた
並べてみると、才能の話は一つも出てきません。あるのはたった一つ、「いい歳して、素直になれるか」。これだけです。
そして、冒頭の約束を回収します。私は最後まで一度も「酒をやめろ」と言っていません。ただ、ジムと大会と仲間に夢中になっているうちに、妙なことが起きました。気づけば「今日は、飲まなくていいや」という夜が、勝手に増えていたのです。禁酒したわけじゃない。私が酒でなんとなく埋めていた退屈を、ベンチプレスがまるっと埋めてくれた。それだけの話です。
やめようと必死になるより、もっと面白いものに夢中になる。これがたぶん、世界で一番ラクな"減酒"です。酒好きのアラフォーが、ここまで来られたんです。あなたが伸びない理由なんて、どこを探しても見つかりません。